滞納なしでも任意売却は行える?いつからできるのかお答えします
2021.02.07
任意売却を検討されている方は、滞納前から行えるのかご存じでしょうか。
「滞納しなければ任意売却はできない」とお思いの方もいらっしゃると思います。
そのため本記事では、そのような疑問に対して当社がお答えいたします。
任意売却をご検討中の方は、ぜひご参考にしてください。
□任意売却は滞納前から行えるのか
任意売却は、住宅ローンが返済できなくなった場合に返済手段として用いられるものです。
そして、任意売却は滞納しなければ行えないという認識を持たれている方も多いと思います。
では、住宅ローンの返済を滞納していない場合でも行えるのでしょうか。
結論としては、住宅ローンのお借り入れ様に任意売却の意思があれば行えます。
滞納前の任意売却は、金融機関との相談の上、抵当権者が金融機関に早期代位弁済を依頼してもらうことで行えます。
また、ローンの支払い停止に関しては、早期代位弁済を依頼したタイミングで行う方が多いです。
□任意売却を行えない場合もある
上記では、滞納前であっても任意売却は行えるとご紹介しました。
しかし、借り入れをされたご本人様の意思があっても、任意売却が行えない場合があります。
本記事では具体的に2つの場合をご紹介します。
1つ目は、住宅ローンを借りてからの月日が短い場合です。
住宅ローンは、金融機関がお借り入れ様と不動産の価値を評価して融資を行います。
そのため、あまりに早期の任意売却は金融機関への心象がかなり悪くなり、ご本人様の意思があっても任意売却に応じてもらえないことがあります。
任意売却に応じてもらうためには、最低でも2年は住宅ローンを返済する必要があると考えましょう。
また、失業や病気などのやむを得ない理由であっても、2年以内だと任意売却を認めてもらえない可能性が高いことを覚えておいてください。
2つ目は、住宅ローンを借りる際に詐欺を働いた場合です。
具体的には、収入を多く申告することや、自己資金を多く見せること、物件価格を高くみせることなどが挙げられます。
上記のようなことを行った場合は、住宅ローン詐欺として扱われ任意売却に応じてもらえません。
また、立派な犯罪であるため、刑事事件にまで発展することをご理解ください。
□まとめ
本記事では、滞納なしでも任意売却できるのか、またできない場合についてご紹介しました。
基本的には2年以上の返済をし、詐欺などをしていない場合は任意売却できると覚えておきましょう。
また当社は、任意売却のサポートをしております。
兵庫にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談ください。