兵庫県にお住まいの方!任意売却をした際のローンの残債についてご紹介します!
2020.10.24
任意売却をご検討されている方で、ローンの残債について不安がある方はいらっしゃいませんか。
任意売却後にもローンは残債として残ることがあるため、その後の対処法を知っておく必要があります。
そのため本記事では、ローンの残債の処理方法についてご紹介します。
□任意売却後にもローンは残る
残債とは、債務(借金)の残高のことです。
任意売却をすれば残債がゼロになると勘違いをされる方がいらっしゃいますが、通常では残債はゼロにはなりません。
任意売却を行った後も、もとの残債から任意売却をして得た金額を引いた分の残債が手元に残るため、任意売却を行った後もその残債分のローンを返済する義務があります。
そのため、不正確な情報を提示している業者や、反対に正確な情報を掲載していない、あるいは面談時に伝えていない業者には注意してください。
□任意売却後の残債の処理方法について
では、任意売却後の残債はどのように対処すれば良いのでしょうか。
本記事では、残債の処理方法を3つご紹介します。
*分割返済する
1つ目は、分割返済していくことです。
債権者との話し合いによって決められた金額を毎月返済していく形で、収入状況にもよりますが一般的には月約1〜3万円が相場と言われています。
分割返済のメリットは、ある程度金額の交渉ができること、保証人への迷惑を最小限に抑えられること、今保有している資産をそのまま保有できることが挙げられます。
そして、デメリットとしては長期間返済する必要があることが挙げられるでしょう。
*個人再生する
2つ目は、個人再生することです。
個人再生とは、基本的に債務額を減らして、それを特定の期間内で返済することで、減額された分は控除されることです。
個人再生のメリットは、債務自体の額を減らせることが挙げられるでしょう。
そして、デメリットは官報に掲載されること、住宅ローン以外のローンが残っている場合はその資産を引き揚げられる可能性があることが挙げられます。
*自己破産する
3つ目は、自己破産をすることです。
自己破産とは、裁判所を通じて全ての債務をゼロにすることです。
自己破産のメリットは、住宅ローン以外の全ての債務が免除されることが挙げられ、そして、デメリットは官報に掲載されること、車などの資産が引き揚げられることが挙げられます。
□まとめ
本記事では任意売却後の残債の対処法についてご紹介しました。
任意売却は残債を減らすためには便利なものですが、残債が消えるわけではありません。
そのため、任意売却をする前から任意売却後のことも考えておきましょう。
また、当社は任意売却を承っておりますので、特に兵庫県にお住まいの方はぜひご相談ください。