任意売却後の残債はどうなるの?みなさんの疑問にお答えします!
2021.01.31
任意売却を検討されている方は、任意売却後の残債はどうなるのかご存じでしょうか。
任意売却を行っても売却価格が残債を上回らなければ、残債は残ってしまいます。
本記事では、その任意売却後の残債の処理はどのようにすれば良いのかについてご紹介します。
任意売却をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
□任意売却後の残債について
任意売却とは、住宅ローンの返済ができなくなった方が住宅を売却することで返済を行うというものです。
しかし、任意売却してもローンを完済できない場合もあります。
その際、基本的に残債の返済義務があります。
本記事では残債の処理方法として3つの選択肢をご紹介します。
1つ目は、債権者との交渉です。
具体的には、残債の返済方法について変更などの交渉をしましょう。
債権者側も任意売却を行った時点で債務者が経済的に困窮していることを理解しているため、前向きに検討してくれることが多いです。
まずは、不動産会社の方に相談して交渉を有利に進める方法を検討しましょう。
2つ目は、個人再生することです。
個人再生とは、裁判所に残債の返済が困難であることを報告し、再生計画の認可決定を受けることです。
残債を最大で10分の1まで減額できるメリットはありますが、裁判所からの条件を満たす必要があることや、減額分の債務の返済義務は連帯保証人が負う必要があることなどのデメリットを把握しておきましょう
また、手続きに時間と費用がかかることにも注意してください。
3つ目は、自己破産することです。
裁判所に破産の申告をして免責許可を受けることで、ほとんどの債務の返済が免除となります。
自己破産には高額であっても返済が免除となるメリットはありますが、生活必需品などを除く全ての資産が処分されるなどのデメリットもあります。
□任意売却する際の注意点について
上記では、任意売却後の処理方法についてご紹介しました。
残債があるかどうかは、その後の生活に影響する重要事項です。
そのため、任意売却を行う際には売却価格が返済額を上回るかどうかをしっかり確認しましょう。
そして、任意売却後に残債がある場合は早めに計画を立て、不動産会社や金融機関に相談や交渉することが重要です。
□まとめ
本記事では、任意売却後の残債の処理方法についてご紹介しました。
任意売却も残債の処理も早めの行動が重要です。
早めに不動産会社や金融機関に相談して対処しましょう。
また当社は、大阪にて任意売却の相談を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。