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リースバックとは?その特徴についてご紹介します!

2021.03.31

不動産を売却しようとご検討されている皆さん、リースバックという言葉をご存じでしょうか。
この言葉を聞いたことがないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、そのような方のためにリースバックとはどのようなものなのか、そのメリットとデメリットについてご紹介します。

 

□リースバックとは

リースバックとは、不動産売買と賃貸借契約が一体となった契約形態のことです。
不動産をリースバック運営会社に売却し、その会社と賃貸借契約を結ぶことで、売却後も同じ住宅に住み続けられます。
高齢化による老後資金問題が顕著になっている現代で、リースバックは自宅を活かした資金調達方法として注目されています。

また、売却後は運営会社に所有権が移るため、相続問題も回避できます。
契約次第ではその不動産を買い戻すことも可能なのも特徴的であると言えます。

 

□リースバックのメリットとデメリットとは

リースバックとはどのようなものか理解していただけたでしょうか。
では、次にリースバックのメリットとデメリットについてご紹介します。

 

*メリットとは

まずはメリットについてご紹介します。
リースバックのメリットは3つあります。

1つ目は、住み慣れた住宅に住めることです。
通常の不動産売却では、所有権が移された時点で住宅から退去する必要があり、新しい住まいの用意に費用や時間などのコストがかかってしまいます。
リースバックでは、売却後も賃貸という形でその住宅に住み続けられるため安心感があります。

2つ目は、所有することのコストやリスクがなくなることです。
不動産を所有していると税金や修繕費などの費用だけでなく、資産価値の下落などのリスクを背負う必要があります。
しかし、リースバックをすることで所有することのコストやリスクがなくなります。

3つ目は、資金調達として有効的であることです。
リースバックでは現金化までの時間が短く、借金をせずに老後などの資金調達ができます。
また、ローンの返済が厳しいという方にとっても有効的な手段と言えるでしょう。

 

*デメリットとは

次に、デメリットについてご紹介します。
デメリットは3つあります。

1つ目は、売却価格が一般相場より安くなることがあることです。
売却価格は築年数などの不動産の状況、立地などの条件、経済の動向などによって変動するのが一般的です。
そして、その中でもリースバックで不動産を売却する場合は、通常の売却と比較して売却価格が安くなる可能性があります。
通常の売却価格が気になる方は、不動産会社に両方の査定をしてもらいましょう。

2つ目は、家賃が発生することです。
リースバックでは、賃貸という形でその住宅に住むため、当然家賃が発生します。
家賃は一般的に売却価格を基準に、その地域の家賃相場から期待される利回りで決定されます。
また、買主との交渉によっては、相場よりも高くなってしまう可能性があるため注意してください。

3つ目は、売却価格が残債を下回ると利用できないことです。
リースバックは、住宅ローンの残債よりも売却価格が上回っていれば利用できます。
残債を下回る場合は、抵当権を外す許可がもらえないためリースバックを利用できません。

 

□まとめ

本記事では、リースバックとはどのようなものか、メリットとデメリットについてご紹介しました。
リースバックを利用される方は、しっかりとデメリットも理解した上で利用しましょう。
また、当社は関西方面で不動産会社として活動しているため、大阪にお住まいの方はお気軽にご相談ください。

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